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山梨県オンラインサロンのワイン(2022年2月)

お題「これ買いました」

3月も下旬、昨日今月のワインも送付されてきましたが、ようやく2月分をご紹介。

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2月は塩山洋酒醸造のワインです!

www.enzanwine.co.jp

これまで同様、きっと飲んだことあるかな!と思っていたのに、自分のこのブログを検索する限りではどうも初めてのようだ。否、絶対飲んだことある!と思ったところ、ありましたが.. えっ?1本だけ?

yfroot.hatenablog.com

2022年2月はこちらの2本

  • 甲州おりがらみ 2021
  • Lespedeza Koshu

甲州おりがらみ 2021

甲州種を100%使用し、濾過処理をせずに瓶詰め。甲州種の味わいを最大限に引き出し、スッキリした酸とやさしい口当たりのにごりタイプに仕上げました。

甘口・辛口度合いは5段階の真ん中、仰せの通り口当たりよくアルコール分も10%なので非常に飲みやすい。

オンラインサロンねたによれば、先代の「売れる訳がない」との葛藤の末に生まれた商品とのことだが、一昔前の日本のワインのイメージからすれば斬新で新進なんだろうなと。個人的にはどのような和食とでも合いそうだけど、何が一番合うかな?と考えるのが楽しい。ちなみに、自分にとっては未解決です。

Lespedeza Koshu レスペデーザ甲州2019

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Lespedeza Koshu

スキンコンタクトにより果皮の旨味・香り成分を抽出し、樽発酵させた甲州種をブレンド。白桃やメロンを感じさせる香りとバランスの良い樽香が広がるボリュームのあるやや辛口。

オンラインサロンねたによれば、Lespedezaとは「イタリア語で萩の花、塩山市の花であり萩原さんの萩」ということらしい。

アルコール分は11.5%、おりがらみ比べてワインらしい?と感じさせたのは、樽のせいかな。せっかくのスキンコンタクトの違いが感じられず、まだまだワイン飲みとして未熟な自分だった。

オンラインサロンからの小ネタ

作り手の萩原(はぎわら)氏はスマートな43歳で冒頭から、ご自身の方向性を語ってくれ、(わかりやすいのが好きな自分は)非常に嬉しくなった。

ポイントは!

  • 薄濁りですっきりした甲州、アルコール避けて10%
  • 欧州系は(他のワイナリーで作っているので)興味ない.. 難しい
  • 塩山産、日本の品種で無理ないブドウで作る
  • 酸が好き(らしい) 「骨格がないと」
  • 「重川」は自社畑産の単一 「テロワールってあるんだ」と実感したとのこと

どうも、ブレンドの割合に強くこだわりをお持ちのようだった。その延長ではないが、赤の話に及んだときにはベーリー系のブレンドについて語り(「高畠ワイナリーのベーリーズブレンドに〇〇られた...」でも「1800円相当の値段で...」)、自分の関心も一気に高まった。

takahata-winery-club.com

作り手のこういうこだわり(遊び心?)に惹かれてしまう。

  • SALZ BERG Koshu ドイツ語で塩山
  • Lespedeza Koshu イタリア語で萩の花、塩山市の花であり萩原さんの萩

ということで、また調子乗ってお取り寄せっす。

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塩山ワインのお取り寄せ

このご時世、価格は今後(上の方向に)変わるかもしれないこと予めご理解くださいませです。ご参考まで。

  • ~赤~
  • ・Muscat Bailey A 2020 1850円
  • ・Enzan Rouge 2020 2000円
  • ・Japanese Blend 2015 3500円
  • ~白~
  • ・重川 甲州 2020 1970円
  • ・SALZ BERG Koshu 2020円
  • ・Enzan blanc 1800円

Muscat Bailey A 2020 1850円

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Muscat Bailey A 2020

まずはここから飲んでみました~。

柔らかいタンニンとイチゴ様の果実香が広がり、スッキリとした酸味が特徴のフルーティーで飲みやすいライトボディー辛口。

正直、抜栓直後の最初の一口は(残念な方で)?となったのですが... 不思議なことに、日が経つにつれまろやかになって飲み心地良く変貌したのです。この不思議はなんだろう?

最初は値段が値段だし... と期待はしてなかったのですが、こういうの?は逆に空気に触れた方が、日が経つ方が落ち着くのか?と思っていると、そのようでした。

Enzan Rouge 2020 2000円

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Enzan Rouge 2020

山梨のワインとなると甲州を飲む機会が増えてしまうだけに、反動で赤が飲みたくなる。

マスカットベーリーAの華やかな果実香とブラッククィーンのスッキリした酸味、スパイスを感じさせる香りが特徴。

ブラッククィーン好きだし、オンラインサロンで作り手が、赤のブレンドへのこだわりを示していただけに、少しドキドキで飲んでみると、こちらは抜栓直後の最初の一口から、自分好みのコクが感じられた。

自分なりに分析すれば、このコクは山ブドウっぽい(多分ブラッククィーンの影響)... そうそうヨーグルトっぽいコクなのよねと。こちらは時間置かずに飲んでしまいたい感じかも。

Japanese Blend 2015 3500円

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Japanese Blend 2015

しばらく飲まずに... 保管しておきたい。

Enzan blanc 1800円

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Enzan blanc

オンラインサロンでの会話を聞いていて思ったのは、作り手さまはブレンドを楽しんでいる?...と。

甲州種の爽やかな香りとデラウェアのほんのり甘い香りが融合し、白い花を感じさせる香りと厚み、全体を骨格付けるスッキリとした酸が特徴のやや辛口。

デラウェア15%が、ワイン初級者(?)には受入易いかなと、少々意味不明な勝手なことを思った。美味しく飲めたけど...、同じEnzanシリーズなら、自分は断然赤を再飲したいと思った。やっぱり赤が好きなんだ。

重川 甲州 2020 1970円

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重川 甲州 2020

作り手さまがオンラインサロンで「テロワールを感じた!」と述べていただけに、飲まずにはいられず...。

甲州市を流れる重川沿いにある自社畑収穫の甲州種100%使用。凝縮感のある果実味と洋ナシを感じさせる爽やかな香りが広がり、全体を骨格づけるスッキリとした酸が特徴のやや辛口。

赤が好きなものの、最近どうしても甲州を飲む機会が増えてしまった感覚から(強いて)言わせてもらうと、ここまでしっかりした味わいが楽しめるのであれば、もはや外国産を飲む必要はないのでは?とか思ってしまう。

白でも辛口、5段階評価の4だけど、5はどんな辛口になるのだろう。

SALZ BERG Koshu 2020円

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SALZ BERG Koshu

ザルツブルグ(塩の城)ではなく、ザルツベルグ(塩の山、塩山)っす。こちらは、これからボチボチ...。飲んだら更新するので。

来月3月分も楽しみ、次はどこのワイナリーかな?

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