牧野記念庭園の埴沙萠写真展へ
いろいろ、人知れず世の中に発表したいことはあるのですが、しばし写真のお勉強をしていたら、こちらを更新する余裕がなくなっております。それでも懲りずに少しづつ。
埴沙萠 (はに しゃ ぼう) 写真展へ
知り合いの親しい人... ということで、(自分との距離間は計りづらいが)概して知っている方が関わっているということで訪れてみました。こじんまりとした企画展ですが、期待通り楽しめました。
【企画展】埴沙萠 (はに しゃ ぼう)
~ レンズで奏でる いのちの輝き ~
会期:2016年10月8日(土)~12月11日(日)
企画展示:午前9時30分~午後4時30分(入場無料)
開園時間:午前9時~午後5時午前9時~午後5時
園芸相談:09:30-12:00、13:00-16:30
★入場無料
休館日:毎週火曜日、年末年始
場所:練馬区立牧野記念庭園記念館 企画展示室
そもそもは、埴沙萠氏(本名はもっと日本人なお名前です)が少年時代に、牧野先生のシャボテンの記述で納得ゆかぬところがあり、牧野先生宅に訪れたところ逆に励まされてその道をつき進まれたとのこと。 残念なことに今年2016年に逝去されたものの、出版と合わせてこちらの写真展が企画されたようです。
その出版された本はこちら。
- 作者: 嶋田泰子,埴沙萠
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 大型本
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生前に撮影で利用していた機材の展示もありましたが、とても緻密に記録を取りながら取り組んでいた様子が伺い知れました。私は現在気ままに撮影してますが、何だかもう少し整理しながら撮影したいなと思いを新たに。
練馬区立牧野記念庭園記念館とは
写真展が目的でしたが、牧野記念庭園そのものもよかった。私は偉人としての氏を知ってましたが、友人は知らなかったのでパンフレットの引用を少し編集して掲載しておきます。
1862年高知に生まれる。生涯発見・命名した植物は1,500種類以上、採集した植物は約40万点、... 1926年に渋谷から北豊島郡大泉村(現練馬区立牧野記念庭園の所在地)に移り住み、1957年に満94歳で没するまでの約30年をこの地で過ごした。
氏が実際に住んで研究を続けた部屋が現存してます。痛むことがないよう、すっかり覆われているので実際に暮らしていたオーラを感じるには厳しいですが、今の住宅建築と比べると質素に見えますが、夏とかは住み心地が良さそうな気もします。
ちょとほっくり?な雰囲気で。
氏も研究者とは言え、かなりマニアな雰囲気漂ってます。今の時代に生きていれば、間違いなくコテコテのカメラマニアになっていたかと。それにしても植物同好会の引率をしたり、(家族の苦労をよそに?)貧しさなど感じず好きなことを突き進み人生楽しそうにしか見えませんでした。
広くはないですが、ご近所の方など是非一度は足を運んでもよいかもです。