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善福寺川は杉並区のヨルダン川

ヨルダン川近くは貴重木の宝庫

この日は、大宮八幡宮の再訪3本も含め、一挙に9本も貴重木を巡ってしまいました。順を追ってご紹介するとして、まずは熊野神社の2本です。

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モッコク 第28号認定

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クロマツ 第27号認定

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前回、天気悪いとき前を通りかかったのですが、リサーチ不足で貴重木あるのを知らずに通り過ぎてしまいました。今回は、リサーチは十分だったものの予想外にお祭りの日に遭遇してしまったのです。

良くも悪くも私の撮影に影響はなかったのですが..

両木とも、認定されたのは平成14年なので由緒正しく?歴史は古いようです。

誰がヨルダン川と言ったのか

熊野神社善福寺川から南下して、神田川に近いです。個人的には杉並区より世田谷区の趣を感じてますが、まだ杉並区です。

杉並区の過去を知りたければお勧めの名著がこちら、井伏鱒二荻窪風土記。再読です。以前も「へー」と興味深く読んだのですが、今回はそれ以上に「へーへー」という感じです。

荻窪風土記 (新潮文庫)

荻窪風土記 (新潮文庫)

井伏先生は清水1丁目付近にお住まいのようですが、ここは私は一番最初に気づいた貴重木メタセコイア」が存在する地域です。

yfroot.hatenablog.com

17章から構成されていますが、そのうちの1章「荻窪八丁通り」(我が家の近所)で、天沼キリスト教会のことに触れています。これはきっと、現在の教会通りの由来となり、東京衛生病院に隣接しているところと推測しますが(井伏先生が荻窪地元の方からの逸話を紹介している部分で)

子供のときには神の教えを聞きに、近所の農家の子や店屋の子と一緒に、日曜学校に通っていた。洗礼を受ける者は、善福寺川の薪屋の堰というドンドンで水を浴びるので、ここの土地っ子は善福寺川ヨルダン川と言っていたという。

との文があります。

本当に日本人の宗教は緩い…。ですが、私は日本人のそういう緩さが好きです。

実のところ、だんだん貴重木を撮影することを難しく感じ始めてます。何かを意識する必要はなく、ストレートに撮ればいいはずなのに、調子乗って何かを意識しているんだろうな、自分は。

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