東京杉並区の巨樹とか珍木とか
見上げてみると木がある
ご近所散歩の続きですが、ふと見渡すと東京は都心でもそれなりに木があります。海外はニューヨークに1年ほど暮らしたことありますが、公園に木々はあっても街中に巨木はありませんでした。
少しネットで検索してみると、東京都は意外に巨樹巨木多いようです。神社仏閣しかり、かつてのお殿様のお屋敷跡とか、はたまた領地の境界線に目印としておいたりとか。
ちなみに杉並区では、一定の条件を満たした木々を保護木として、それに歴史的な意義とか珍しいものは貴重木として保護しているようです。区役所に問い合わせたところ、保護木はかなりの本数あり、貴重木は70本程度でうち50本ほどは個人所有のもので、個人情報保護により所在地を教えることはできませんとのことでした。
それでも、平成21年発行の「樹の路」と平成25年発行の「ぱーくまっぷ」というパンフレットくれ、比較的良心的にいろいろ説明してくれたのは、きっと木々を愛しているお役人さんと推測しました。
ということで、具体的な情報提供はなくても、わりとパンフレット類で現地に足を運んで見上げれば、巨樹や巨木が見つからないはずないと思うので、まめに広い杉並区内を徘徊してみたいところです。
これまでに見つけた4巨樹
宝物探し状態。
メタセコイア 第50号認定
清水1丁目。個人所有だったようです。私が杉並区貴重木の存在に気づいた最初の木。もちろん、この画面には収まりません。
ヒマラヤスギ 第108号認定
区立中央中央図書館
まさか、こんなところにも!という驚きで発見。
クスノキ 第102号認定
荻外荘公園
目下、私一番のお気に入り。
ケヤキ 第101号認定
坂の上けやき公園
トトロの樹だそうです。近くでみると、補強バンドが多く、かなり痛々しい。
木々は天気や季節が変われば見せてくれる表情も異なるし、杉並区に限らず東京都内には多くの巨樹があるようなので、こちらも機会を見て訪ねてみたいものです。
ということで、今後も折をみてご紹介します。