近くて遠かった世田谷美術館「祈り・藤原新也」へ
スイッチ・パブリッシングのお仕事ね!
杉並区から直線距離にすればさほど遠くないのだが(お隣の区だし)、交通は微妙に不便で環八は混んでいるもの、無料駐車場もあるので朝10時開場を狙って愛車(まなぐるま)で行ってみた。
2022.11.26 - 01.29 祈り・藤原新也
自分、NHK日曜美術館で予習もバッチリ。 www.nhk.jp
空間構成がなかなか巧み
肖像権が煩い... ではなく厳しい有名人のポートレート以外は、もはや写真OKとは言え、作品見ずに写真ばかり撮るのもどーよ?と思いながら、記録も兼ねて撮ることも楽しんでしまった。
鈴木成一デザイン室とスイッチ・パブリッシングのお仕事なのね!と巧みな捌き具合に感心、多分新也氏の活動順にテーマ別で構成されている感じだった。
主に下記の感じ(かな)、取りこぼしもあると思うけど。タイトル最後の読点はどなたのこだわりだろう?
- 死を想え(メメント・モリ)。
- 生を想え(メメント・ヴィータ)。
- 天空(チベット高原)。
- アジア漢字文化圏の旅。
- アメリカ。
- 雨傘運動。
- ハロウィン。
- いま。
- 日本巡礼。
- 藤原新也の絵の世界。
- バリの雫。
他に、山口百恵や小保方女史、伊藤詩織女史などマスコミに祭り上げられた女性たちのポートレートや、瀬戸内寂聴女史との手紙、新也氏ご自身の99歳長寿を全うした父上のデスマスクなど私的な生活を写したものがありました。
自分の記録も兼ねて個人的に気に入ったものをば。
死を想え(メメント・モリ)。
生を想え(メメント・ヴィータ)。
一方、こうして被写体ともコミニュケーションしていくのかなと。
ここの部分が好き。
アメリカ。
表紙のセレクションは新井敏記氏だったのかなとか。
よろしければ...
雨傘運動。
自分、わりとこのコーナーに刺さった。
かなり確信犯的?な創作活動にも思えたものの、創作者にはこういうムーブメントが必要なんだろうな。
ハロウィン。
渋谷のハロウィンって全く興味なかったが、新也氏の行動で少し理解できたかも。
日本巡礼。
こういうのが好き。
こういうのがユーモアか?
藤原新也の絵の世界。
ロシア・アヴァンギャルドを思い出す作風だった。
ふむ、さすが... と、つい。
バリの雫。
よくこういうの... 。
自分にとっては、インド放浪=藤原新也という方程式的な認識だったけど、今後もいろんな作品にもっと深く触れてみたいと。面白いので、まだの方は是非足を運んでみてください。
著作紹介
もしよろしければ...
今は内容薄いですが、出会いがあり本を入手できればボチボチ更新してゆきます。
砧公園と世田谷市場でも遊べれば...
なんとなく、気になって食べてみることに。隣のテーブルで「この辺、食べるところは他に市場の食堂しか...」と話しているのが聞こえたが、次回は調べて行ってみようか(どうか)。
自分でも作れるかな?とか。
なお、
こちらの2企画も見てきましたー。