首都圏から行ける山、登れる山
山梨滝子山で味をしめた私は、今度は神奈川県に向ってみました。神奈川県とは言え、かなり山梨色入っていそうですが、新宿から小田急で向うところがやっぱり神奈川色かもしれません。
朝6:45いきなり調子乗って、特急料金620円を払ってロマンスカーで秦野駅へ行きました。次回からは費用を押さえるべく、バスも含まれる割引周遊券丹沢・大山フリーパスとか活用したいと思います。今回初めて周遊券の存在を知りましたが、丹沢はきっと箱根に次ぐ小田急のドル箱ですね。
老若男女、山登ってました。
8時間コース35,035歩21.02Km
後楽日和の朝、臨時増発されたヤビツ峠行きのバスに揺られて、ちょうど9:00にトイレも済ませて出発です。なお今回のコースは、登山道の設備も進んでいるせいか、チップ50円〜100円かかるもののトイレはかなり整備されている女性には優しいコースでした。
8:51 ヤビツ峠出発
みんな何をもらっているのだろう?を横目に、とりあえず道草食う余裕もないので出発です。
まずは頂上までひたすら登り。登山道はトイレばかりでなく、このように足場が不安定なところは階段があり、途中迫力満点の鎖場が2カ所ありますが、案内の立て看板も多く地図無しでも歩けてしまいます。
私が好きなアングル「稜線に佇むヒュッテ(山小屋)」。今回は三ノ塔(1,204.8m)付近から眺める烏尾山(1,136m)山頂の烏尾荘です。現在工事中でしたが、どうなるのでしょう。
この先、雲に隠れているところが山頂。左下にヒュッテひっそり。
13:10 塔ノ岳到着
途中行者ヶ岳の鎖場で10分程度の待ち渋滞もあり、いくつかの山頂ではつい寄り道したり写真を撮影したりで4時間かかりましたが、概ね予定どおりに到着しました。
いつかは泊まってみたい尊仏山荘。山荘の前には、展望用&お弁当ベンチが並んでます。街の夜景や朝日に照らされる山々を眺めることができそうです。
途中登り慣れていそうなおじいさんに「一昨日雨だったから、雲がかかって富士山は見えないよ、ほら!あっちの方向」と指差され、朝ロマンスカーから富士が見えたのに、残念な気持ちで登ってきましたが、やっぱり雲が掛かって富士山は見えません。
が!「あなた(富士山)に会えない山登りなんて…」と、ぐずぐず恨みつらみを述べていたら、わずかな時間、流れる雲の合間からあなたが現れてくれました。
拡大。
その場に居合わせた人々は、お弁当を食べる手を休めて写真撮ってます。
13:30 下山開始
わすか数分後、再び雲に覆われた富士を惜しみつつ、時間に余裕がないので下山開始です。登りと対照的に、帰りはひたすら下り。
比較的、登山道は整備されているものの、木も砂利も土道も滑る滑るで4回も転びました…。焦ってはいけません。
登りも下りも、山小屋が多いこと多いこと。
きっと昭和の高度成長期、今の団塊の世代の青春時代に繁盛したのかもしれません。かつても今も人気がある山です。
16:21 下山終了
バス停までの帰途、冬瓜(200円)買ってしまいました。重いです。
瓜重は1,670gでした。
帰りも増便と思われるバスに要領良く乗れ、比較的混雑に巻き込まれることもなく渋沢駅から小田急17:09発の急行新宿行きで帰ってきました。
登り開始時は人が途切れることもなく、途中からは適度にばらけ、それでも常に適度な距離間隔で人が歩いている人気ぶりでした。楽しかったから、今度は山小屋泊を含めたり、縦走したり、バリエーション考えて行ってみたいです。