お殿さまやお公家さまのお屋敷跡
侯爵前田利為とその家族
かつての殿様のお屋敷跡を巡るのは好きだ。セレブ生活を妄想し、彼らの気位の高さを培った空間に浸るのがちょぴっと現実離れを味わえるから(かも)。
以下、パンフレット抜粋からの紹介。
駒場公園は加賀百万石(石川県)の当主だった旧前田家の駒場邸跡。
第二次大戦中に当主が不慮の死の後、私人の手に渡り、終戦と共に占領軍に接収。
昭和32年10月に接収が解除され、民間の所有となって連合軍司令官の官邸として利用され、昭和42年に公園として開園。
お殿さまとは言え、当主が不在になるといろいろ大変らしい。これだけのお屋敷だから、個人の手には委ねられないかなと。
加賀藩前田家は、石川県金沢市の兼六園が一番説得力(何のだ?)を感じられるけど、東京にも力強いお屋敷跡が残っている。東京都本郷の東大赤門もそうだけど、今回初めて行った駒場の洋館&和館も期待を裏切らない。
目黒区の駒場公園の一部になっているが、入場無料って素晴らしい。近くにあれば、散歩でしょっちゅう行ってしまう。
幼少期、ここをお屋敷として生活した現在の当主(写真軍服を着た利為に肩を抱かれている学習院?の制服を着た少年)はご健在のようだけど、「生きるって大変だな」と時代の流れを感じてしまうのかなと。きっと達観しているかと。
旧前田家本邸洋館
昭和4年建設
こういうところの朝食に憧れるが、自分お行儀悪いから憧れで終わっておくのがよい。
テント貼って寛いでもいいのでしょうか?
旧前田家本邸和館
昭和5年に洋館に付属する迎賓館として竣工。木造2階建の近代和風建築。
料亭みたいな感じでした。
茶道、華道、俳句など趣味の集いに利用できるらしい。
個人的にはこのような和の眺めが好きなんだ。
高さが異なる。
和館はやはり高さが日本人サイズで、小柄な自分はホッとする。家具がないと、畳の感触が味わえるけど、日頃いかに多くのものに囲まれて生活しているかと痛感させられるかな。
まだある前田家のお屋敷跡
鎌倉文学館もそうなんですと。
本郷の紹介もしているので是非に!