2018年に食べてるシュトーレン3本(ワインにもあう)
ワインのつまみにもいいけど。
日本でシュトーレンは知られている?
いつからどうして日本で流行りだしたかは不明だけど、クリスマスシーズンになるとシュトーレンが気になる。自分が気になるから目につくだけで、地方などでも流行っているのだろうか。
自分の場合、以前THEドイツなドイツ系企業に勤めていたので、年末が近づくとお歳暮代わりにオフィス近くにあったカーベー・ケージのシュトーレンを顧客に配っていた。それで、このケーキ?の存在を知った。
ケーキというにはずっしり感のある食べ物だけど、甘いと言えば甘い。ということで、2018年は3本(うち2本は初めての店)を食べたのでご紹介をば。
カーベー・ケージ@赤坂
¥2600(自称)450g
小麦粉、砂糖、バター、牛乳、マジパン、イースト、ラム酒、アーモンド、オレンジピール、チトロンピール、チェリー、レーズン、シトーレンスパイス、着色料(赤102)
毎年欠かさず食べているが、フルーツもぎっしりで自分のシュトーレン評価には基本となる1本。「1000本近く焼いたけど、もうじき売り切れ」のラスト5本に間に合った。
ドイツパンの店タンネ@人形町
¥1350 300g
小麦粉、バター、砂糖、マジパン、レーズン、アーモンド、卵、ラム酒、オレンジピール、レモンピール、イースト、塩、シナモン、カルダモン、香料
以前から狙っていたが、人形町という場所が近寄れなかった。今回、職場が人形町に近くなったため、昼休みに調達。
無愛想なドイツ人女性が販売していた。
お値段も妥当なので不満はないが、カーベー・ケージと比較すると今ひとつかな。
PAUL@神楽坂
200g 頂き物だったので、お値段は未確認。
小麦粉、バター、レーズン、グラニュー糖、牛乳、ドーナツシュガー、アーモンド、オレンジピール、洋酒、パン酵母、食塩、カルダモン、ナツメグ、白こしょう、香料
自分がシュトーレン好きであることを知っていて、先輩がくれた1本。PAULはフランスパンのお店... と屁理屈言うつもりもないほど、美味しく食べることができた。だけど、その馴染みやすさがドイツぽくなく物足りないかも。
砂糖が他のドイツを謳っているシュトーレンと違った。それが甘くて、妙な馴染みやすさを演出しているのかな?
勝手きままにシュトーレン豆知識
簡単にWikipedia の力も借りて説明しておくと、
ドイツとオランダでは伝統的にクリスマスに食べられる食品。(略)シュトレンという名前はドイツ語で「坑道」を意味し、トンネルのような形をしていることからこの名前がつけられた。生地には酵母の入った生地に、レーズンとレモンピール、オレンジピールやナッツが練りこまれており、焼き上げたケーキの上には真っ白くなるまで粉砂糖がまぶされている。その形が幼子イエスを産着で包んでいるように見えると言われている。
でもって
ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドヴェント(待降節)の間、少しずつスライスして食べる習慣がある。フルーツの風味などが日ごとにパンへ移っていくため、「今日よりも明日、明日よりも明後日と、クリスマス当日がだんだん待ち遠しくなる」とされている。
この熟成?させて食べる感覚が自分は好き。苦いコーヒーでも、ワインでもあう!
次回食べてみたいのはこちら。
- 東京フロインドリーフ@広尾
- ツッカベッカライ カヤヌマ@溜池山王
両方とも(計画的に)予め狙って予約する必要があるかな。他、いろいろご紹介してくれているサイトも参考に考える。
記事自体はよいのだが、紹介されているシュトーレンには(ちと)話題性を狙ったものもありそうで、やや気後れがする。カーベー・ケージはやはり必須だなと。
読んでいただきありがとうございました。
良いお年をお迎えください!来年も4649です。