西荻窪のささま書店
最近、西荻が気になって仕方ないです。
昨年末から週末、自転車に乗る機会あれば西荻に寄り道してます。そんな折、偶然通りかかって発見したのが、こちら古書音羽館でした。
本当は別の目的でこの近くを通りかかると、私好みの雰囲気を醸し出す古書店があったのです。名前は耳にしてましたが、こちらだったのですね。
今さら語るまでもなく、西荻は荻窪以上に個性的な古書店が多いと思っているだけに、散財防止も兼ねてあまり古書店には寄らないようにしてました。
荻窪は実績あるささま書店があるし、駅前の山一証券(何年前だ?)あとに入居した巨大Bookoffあるので、私の散財場所に不足はないものの、少しマンネリだなあと長らく思っておりました。ささま書店と比較する気はないのですが、2000年に開店という意味では歴史が浅い分、まだ店内は洗練さが欠けている気もしなくないですが、何かを掘り当てそうな雰囲気はたっぷり。
それと、あまり個性的な古書店は入りづらく客として気疲れ?する時があるのですが、こちらはささま書店同様「適当にやって!」みたいな客任せな感じが良いのです。
さて一方、私が好きな100均棚のラインナップは当たり外れが大きく、ささま書店の方が(私にとって)打率高め。しかし満塁ホームランが出そうなのはこちらかも。ホームラン時のお買い上はこちら。
作家も訳者も気になる方々です。今、早速「寒い国から...」読んでます。
古書音羽館は... が気になって
おきまりでネットで検索してみると、本が出版されているでは!
- 作者: 広瀬洋一
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2013/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ということで、早速読みました。
不思議な力を内包していそうな本屋さんです。この近郊で話題がある
の店主に言及していたり、本業界では、割とお名前見かける方々
(敬称略)
の話題があったりで、やはり本屋さんは本を売っているだけではないこと、よくわかりました。
それと、こちらの企画の真相もわかりました。
機会があって案内を目にするたび濃い企画だ!と思いつつ、日曜夕方の私が一番テンション落ちる時間帯に開催されるので、参加はしないが気にはなっていたのです。いつか、もうちょと自分を西荻にコミットさせテンション上げて参加してみたい(かも)。
もうひとつ小ネタを発見
均一本には値段ラベルの値段横にカタカナで「ヨ、キ、ミ、セ、サ、カ、エ、ル」のいずれかが付いているとか。カラクリは、棚の商品入れ替えする際、売れ残り本を把握するためだそうです。
確かに付いてます。
そのカラクリを知ると、ささま書店は値段の横に数字が付いているけど、同じ用途なのでしょうか。
上記の「西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事」で店主であり著者である広瀬氏は西荻窪という土地と縁はなく、もともとアウェイで結果的に西荻で開店することになったようですが、その西荻のことを
西荻はつかみどころのない町
と称してました。住人にしてみれば、何かあるけどつかめない、そういう町の方が楽しい(かも)です。