東回りと西回りで登れる身延山
うちのじーじ(父親)が「身延山は簡単に登れるぞ」と言うので、試しに登ってみました。中央本線で甲府へ行き、身延線で身延駅へと向かいました。
しだれ桜で有名な久遠寺も詣でてみたかったし、宿坊にも宿泊してみたかったのです。今回はまず身延山のご紹介をば。
西回り
初日に西回りで登りました。
- 三門前出発 10:20
ここから出発です。三門は3つの門という意味ではなく、久遠寺のパンフレットによれば
空・無相・無願の三解脱門(略)に例え三門
だそうです。ちなみに、日本三大ということで他は… と調べてみれば
とのこと。とにかく、暑い日でした。
- 松樹庵 11:30
眼下には久遠寺が。他にも寄り道するスポットは存在したのですが、とにかく時間の制約があったので、ひたすら頂上を目指します。
- 千本スギ 12:13
西回り一番のハイライト天然記念物の千本スギです。
- 追分感井坊 12:36
七面山方面から来ると、ここで合流するようです。
- 奥の院思親閣 13:12
頂上に到着です!が、時間の制約があるので、頂上散策は翌日の楽しみとしてお弁当を食して東回りで下山しました。意外にハードなコースだったので、うちのじーじは東回りで登ったと推測しました。
「クマ注意」の看板がありましたが、幸いにクマとの遭遇はありませんでした。
東回り
翌日2日目は東回りで登りました。
- 七丁目 8:43
- 四十丁目 10:08
- 奥の院思親閣 10:30
あっけなく2時間足らずで山頂へ。
こういう味わい深い道標は多かったですが、それ以外は樹々に囲まれ、涼しく登れるものの眺望はとくにありませんでした。
大正十五年 三門ヨリ三十三丁 思親閣まで十七丁
古い道標が一丁ごとにあるので、むかしからの久遠寺からの登山道は東回りかなと思いました。
奥之院を巡ってロープウェイで下山
山頂は奥之院思親閣と呼ばれるお堂に、日蓮聖人自らお手植えされた樹齢700年を越す杉が4本そびえてます。
門の前に2本そびえてます。
思親閣の背景の木々も趣ありました。
2日目は深い霧に包まれていたので、幻想的でした。なお下界は前日同様すごく夏空だったのに、やはり山の上は油断できません。これは山頂から、七面山方面を見たときの眺望です。山は全く見えませんが、木の先っちょだけ葉がついているのが印象深くて。
ロープウェイはいかにも昭和の雰囲気でした。
次回は久遠寺、宿坊などについて紹介したいと画像を整理してます。乞う御期待。