しだれ桜がない久遠寺も悪くない
それでもいつかは拝んでみたいしだれ桜
しだれ桜が有名でしょうが、それがなくても見応えあるお寺です。紅葉や雪の時期もよいかなと。
お寺にはぴったりの蓮、この色がまた切ない。
五重塔です。山の麓の空間演出が素晴らしいのですが、これが現代に作られたものではなく、むかしからなので当時はさぞ荘厳な感じがしたのでは?と推測します。
甘露門です。次に触れる菩提梯を回避して女坂を登った場合、この門につきますが、女坂も結構ハードです。
お寺の周囲は
久遠寺の入り口、せっかくの日本三大三門の一つを撮影しようとしたら、青森県から大量の観光バスが到着。日蓮宗のみなさまでしょうか、おしゃれしていらしたようですが午後には白装束で「南無妙法蓮華経」のリズムに乗って観光?ではなく巡礼されると思います。
287段の菩提梯を登らねば、荘厳な久遠寺を拝むことはできません。何人かのお年寄りに「ここを登らないと行けませんか?」と尋ねられました。基本的に「はい」ですが、厳密には女坂や駐車場に回れば斜行エレベーターもありましたが、両方ともここからは少し距離があります。
斜行エレベーターです
お年寄りに寄り添わない、ちょっぴり意地悪なお寺です。
端場坊という宿坊に泊まる
近頃、お寺のこと少しわかってきました。「坊」とつくのは、お休みできるところのようです。今回は上記甘露門近くのこちらにお世話なりました。
夜も朝も近くにある身延山大学?の軽快な読経で眠りにつき、目覚めさせてもらいました。お経ってなかなかロックな感じリズムも男性テノールも聞いていると素敵です。
穴子がつきました!が、基本的に豆腐を主としてヘルシーな感じです。
朝はこのような感じです。
残念ながら、温泉ではないのでお風呂は普通の沸し湯でしたが、綺麗な旅館と料亭をハイブリットした感じでした。なお今回は場所柄BGMに読経が鳴り響いてましたが、場所次第では本当に普通の旅館だと思います。
1泊2日の観光、ではなく登山を終え、次の目的地七面山に移動しました。