もはやコモディティな町となった新宿
新宿をどう楽しめばよいのだろう
私にとって新宿は、便利な場所。通学、通勤と常に通りすがりにあり、交通機関の要所、伊勢丹や紀伊國屋書店、ヨドバシカメラと行き慣れている店も多い。新宿なりの歴史もあるとはわかりつつ、私にすれば顔が見えない日用品レベルのコモディティな町である。
前だけ見て歩いていると、ソウルか上海か台北か?と思うほど、同じアジア人の顔をした人大勢いるけど、ふと上を見ると目に入るこのマークというより、昭和初期を彷彿させる雰囲気が好き。
このマークがいつからここにあるか不明だが、不釣合いな雰囲気がよい。
あれが話題のゴジラですか
新宿西口のビルに登ったとき、偶然見つけた。新宿歌舞伎町のゴジラが見える。
こうして見ると、デパートの遊園地みたい。この手に届く感じが新宿かも。
追分だんごのたけのこだんごが理解できない
せっかくなので、東京新宿追分だんご本舗で柏餅と大福買う。
柏餅(つぶあん&みそあん)と豆大福&いちご大福の計4つで¥820ということは平均¥205、銀座よりやや安いくらいで、本体だけ思えば銀座価格かな。
季節限定のたけのこだんごというのがあったのですが、「どこがたけのこなのですか?」と聞いたところ、「たけのこをあしらってあります」という回答が全く理解できなかった。
「たけのこの味がするのですか?」と再び聞いてみても「(ごにょごにょ)たけのこをあしらってあります」と答えるので、それ以上問うことも買うことも止めた。
あしらうという意味が理解できず、今ネットで調べてみたところ「素材や色などをうまく取り合わせる。配合する。」とある。ということは、結局見た目にたけのこの要素(色なり形なり)が含まれていて、味は関係ないのだろうか。
このような、やや奇をてらった?商品も多く、何だか観光客をターゲットとしている感じがして、地元の住人からすれば、阿佐ヶ谷のうさぎ屋の方が楽しいやと思ってしまった。
まあ、もはや新宿に「観光客を意識しないで」などということを期待してはいかん。