1冊読んで終わらない夏葉社の本を振り返ろうかと
今週のお題「夏を振り返る」
例年になくぐったり... ブログの更新も滞ったが、また(好きだから)頑張る。
吉祥寺「一日」で10周年展「一人出版社、夏葉社の十年」へ
吉祥寺の「一日」での弊社10周年展は今日が最終日です。12時から20時半まで在廊しています。変な天気ですけども、よかったらぜひ。吉祥寺は本の街。となりの西荻窪も三鷹も魅力的な本屋さん、古本屋さんがいっぱいです。
— 夏葉社 (@natsuhasha) September 8, 2019
「一日」は古書店で有名な「百年」の別店舗で、ともに東京吉祥寺にある。一人、一日、十年、百年と数字の絡む名詞が並んだ。「百年」さまでは、いつも散財させてもらっている。
さて(言い訳だけど)近ごろ引きこもり気味で、ブログねたも気力も枯渇していた。
そんな折、自分のホームグランド(JR中央線沿線)とゆかりある夏葉社さんが、吉祥寺で10周年展をしているので、最終日ギリギリ気力を絞って(嘘)行ってきた。
「10年34冊」目録からの引用
本当は目録が欲しくて行ってきた。そして、手ぶらで帰りたくないので、確信犯で1冊購入してきた。
さらに本当は、1冊だけでなく何冊か欲しかったのだが、あいにく島田さんは先客にがっつり捕まっていて、相談できなかったので、棚に並んでいるうちから選んた。
せっかくなので、目録からの島田さんの言葉を紹介しておきたい。
けれど、年に四冊も五冊も本をだすと、本屋さんから「また出すんですか」といわれます。たくさん出さなくてもいいから、それよりも時間をかけて、いい本をちゃんとつくってくださいよ、と叱られているような気持ちにもなります。
フムと。
いい本に出会えば、もっともっと本を読みたくなる。事実はそういうふうに単純であるはずです。
確かに。
改めて、自分の思いを書く気はないが、こういう単純なことが妙に共感を覚えるなと。
目録と一緒にいただいた「リポート」では、どういう経緯で一人出版社を始め、どう軌道に乗せたのか(下世話で恐縮な)興味を満たしてくれる内容が書かれてて、ますます今後も楽しみだなとか思ってしまうよ。
2012年ころから気になっていた
夏葉社について、創業は2009年らしいが、さほどSNSをやってなかった自分、当時は気づかなかった。2012年にリストラ(失業)になり、時間に余裕ができてTwitterを真剣に?楽しむようになって知った。
そのときは「本が売りづらい時代に?単独で出版社?」と思ったものの、やっぱり好奇心が刺激されるラインナップと装丁などなどで、自分ははまった。
ということで、最後に夏葉社の本がきっかけで、自分の行動が広がった案件を紹介しようかなと。
写真、版画、東京の消えゆく光景... などではまった。
ありそうでなかったテーマだなと。本のたたずまいも、可愛かったのよね(夏葉社の戦略にはまった)。
直近で一番衝撃的だったのはこちら。
庄野潤三氏の地に足がついた?生き方を感じられたお家を見せてもらって「すごい!」と思った。うちの実家など... 他人様には絶対お見せできない。
また少しづつ、世界を広げてゆきたいね。