GO WEST!!大磯に来てみたので散策とか小土産
カメラを持って散歩。100年、200年と変わらぬ日本の景色を探している(つもり)。
「明治政界の奥座敷」と言われる大磯
キャッチフレーズは「奥座敷」だそう。
名詞の頭に「奥」がつくと、ちょっと特別感が出る気がする。奥志賀とか、奥多摩とか、ちょっと奥まで入って出会う景色(みたいな)。
お屋敷跡見学の後、まずはどれくらい海辺から近かったのか距離を知りたくて「西湘バイパス」に出た。やっぱり、太平洋は日本海より穏やかそうに見える(天気のせい?)。
幹線道路が別荘と浜辺を隔てているが、むかしは楽しく行き来できたのだろうなと。
そして国道1号に出て、画像真ん中に石碑(大正時代らしい)がある。むかしは、この海岸入り口に来るとテンションがあがるのかなみたいな。もうすっかり目立たないけど、夏は混雑するのかな。
少し行くと、鴫立庵がある。
この脇のトンカツやで、ヒレカツを食べた。
駅前の土産屋でも買えそうだと見送ったら、売り切れだった。やっぱり出会ったら、買っておくべきかなと(後悔と反省)。
松並木って珍しいかなと。人力車が似合いそうな通りだけど、すっかり伐採されて別荘地帯近くのみ面影が残っている。上部が切られてもいるし、並木の松にしては巨木な松もあった。
この地味... ではなく、もの静かな雰囲気はわりと当時のままかな。目の前にはすぐに、澤田美喜さん(三菱財閥)の聖ステパノ学園がある。
並んで待ってまで食べるのは辛いけど、イタリアレストランが併設されているので(そのうち)食べてみたい。
ところで「木下家」って、どなたかな?とネットで検索すると
この建物の施主・木下建平については、詳細は不明。
有形文化財でも、解明されてないことも多いのかなと。
旧島崎藤村邸
文豪島崎藤村が晩年を過ごした旧宅
とのことだが
日本のお家だなと。
現在みたいに多くの電化製品を入れたら、重くて床が抜けそう。だけど、夏は涼しそう(冬は寒そう)とか。
昭和16年(略)8月には、当時のサラリーマンの約30年分の給料に相当する1万円でこの邸宅を買い取り、終の棲家としました。
とある。8畳の居間、6畳の和室と床の間付き4.5畳の書斎。藤村夫人が昭和48年に亡くなるまで暮らしていたらしい。こういう空間で生活すると、どういう気分になるのかな。
大磯(プチ)土産
駅前で小土産買ってきたのでご紹介まで。
- 無農薬レモン ¥248
- 友月堂 バターどら焼き ¥170
- いのうえさつま揚げ ¥400
明治11年の創業以来、店舗は大磯だけ!「大磯 井上蒲鉾店」らしい。
練り物好きな自分、大磯の練り物は(多分)生まれて初めて食べたけど、ほんのり甘くて柔らかいな!と。そして、薩摩のさつま揚げとか、仙台の笹かまとか、同類の練り物に比べると薄くて滑らか。
半日ちょっとの駆け足での大磯散策だったけど、まだ次のような他にも気になるところもあるので、再訪も楽しみにして。