高円寺演芸まつり①
まず「昇太落語で、爆笑だぃ!」です。
高円寺演芸まつりが始まったよ。
落語は気になっていたんですが… 時間がなくて耳学問だけでした。しかし、近所でこれだけボリューミーに盛り上がっているのだから、やっぱり乗らない理由もないなと。気になる理由はいろいろあるのですが、一番はそのミニマル(minimal)さです。語りだけで、演じるそれです。
春風亭昇太さんの師匠は5代目春風亭柳昇、柳亭芝樂さんは弟弟子ということで、今夜はファミリーのみなさんが勢揃いとのことでした。皮肉ですが、こうしてヒエラルキーの順番で登場すると、会場のボルテージが上がってゆくのが感じられます。やっぱり。
本日の演目
- 子ほめ(昇咲)前座
- 壺算(昇々)二ツ目
- 薬缶なめ(柳亭芝樂)真打
- 仲入り
- 漫才(富田昇・陽)
- 長命(昇太)真打
芝樂さんの薬缶なめが一番好み、武士の滑稽さに地がにじみ出ていたかと。隣のおばさんは、前座の昇咲さんが自分で演目台をめくってる時点で「自分でめくっている」と笑い「自分で座布団返している」と笑ってました。
昇太さんのライブは初めてです。
結婚適齢期の昇々さんが「自分の周りがだんだん結婚しているけど、師匠がこのとおりで…」と結婚ネタを出してました。個人の勝手な意見ですが、今後の昇太さんには、是非色っぽい大人の演目を期待したいかもです。個人の勝手な意見ですが(強調)芸人なので、多少浮いた噂があってもいいのではないかと。
干からびた今のご時世に、子供厳禁な艶っぽい噺を聞かせて欲しい。個人の勝手な意見です。女性の匂い?がしない上っ面だけの昇太さんの落語は… 嫌だな。
期間中、チケット購入済みのものそうでないもの、時間が許す限り高円寺に寄ってみたいなと。