2015年新年の雲取山あれこれ
北から南へ進むにつれて
何しろ雲取山は初めてなので、今になって振り返ると、見るべきポイントを外しまくっている気分です。玄人(ガイドの方)が、しきりに和名倉山の説明をしてくださるのに、今一つ自分の中で消化できてませんでした。それは互いの経験値の違いだと、頭ではわかっているものの、腹に落ちないことはもったいない。
そのくせ、予備知識もなく自分にヒットしたのは、霧藻ヶ峰にあった岩壁にある秩父宮ご夫妻のレリーフ。
うっとり見とれていて、画像撮影を忘れました。ガイドの方が撮影したものを拝借してます。
秩父宮は昭和天皇のすぐ下の弟で、とても活発的な殿下のようでした。むかしの山岳ものの読みものを読んでいると、時折名前を見かけます。ラグビーの秩父宮ラグビー場もこの殿下の宮号のようです。Wikipediaには出てませんが、秩父宮と秩父の関係を知りたいくらい… ということで、秩父の山にあったレリーフが印象的でした。
その他、初日のキーワード(ポイント)は
- 霧藻ヶ峰
- 白岩山と和名倉山
- 芋ノ木ドッケ
レリーフの少し先かと思います。雪の浅間山が見えました。日本人の心に染みる(大げさな)日本の山です。
翌日のキーワードは
- 小雲取山
- ブナ坂
- 七ツ石山
- 堂所
かと思います。何がある訳でもなく、長い行程(それぞれ10Km強)において地図上ポイントになるところ。ただ、ポイントになるということは、それなりの理由がある訳で、それを楽しめるか否です。
観光地でもがっかり名所って、ありますからね。ちなみに、雲取山はそれほどがっかり名所ではありません。どのポイントからも、静かな東京らしかぬ一面を見せてくれます。次回は、もう少し各ポイントからの山並みも楽しめるくらい、知識と経験が備わっていることを期待して。
雲取山山頂からは富士山よりも…
翌朝6:00に小屋を出発、ひたすら登ること30分ほどで山頂。夜明けに間に合いませんでしたが、朝が始まろうとしてます。何よりの証拠である標識も入って、雲取山山頂からの富士山。
拡大!
拡大するとわかりやすいですが、ここはいろいろな山が見渡せるのです。この写真と地図を首っ引きにして、私は山の位置を確認してます… が、ちっとも覚えられません。やっぱり登らないと、記憶に残らない。
写真はなだらかそうですが、ほどほどに斜度あります。前に見えるは小雲取山かな?
七ツ石山の山頂からです。誰もが下山を急ぎ?巻道を回るせいか、誰もいません。最高に気分良いです。
ゴール間近、鴨沢の手前で奥多摩湖が見え始めました。単調な木々の中から、突如現れた湖に、ゴール間近の達成感もあり嬉しく感じてしまいました。
予定は未定な登りたい山
直近は登山よりスキーの予定になりますが、まずはせっかくの安比や志賀高原のお誘いは断ってしまいました。それと、鳥取の伯耆大山の一大プランも…。どれもやや重めなので、これを行ったら他が行けないと判断したのです。私も日常いろいろありまして。
そこで、まずは手軽に入笠山手前にある富士見パノラマを考えてます。雪の富士山とか八ヶ岳が見えるとよいな。その後、姪っ子と地元の親子スキー教室へ親代理として、他バックカントリー行けたらいいなとか。
重めは、3月の白馬と5月の立山とか行けたらよいなと。その合間に、軽い登山として
こんなに大雑把では、予定にならないかもしれません。夏本番!は、じっくり
とか、狙ってます。
自分でこう!と決めても、いろいろ周囲などからの縛りやプレッシャーもあり、柔軟に身を交わさないと何もできないので、日頃から準備だけ進め、決行は状況次第の40代生活です。