日本産赤ワイン5本飲み比べ「マスカットベリーA」まだ続く
赤に戻ってきまして、まだまだ「マスカットベリーA」を飲みます。
岩崎醸造株式会社
ホンジョー2012 樽熟成 ¥1,944
山梨アンテナショップのソムリエ風?お兄さんに「樽熟成が好きなら、これ!飲んでおきな」とぶっきらぼうに言われ、言われるがまま試飲して納得して購入しました。この値段、もはや私にとっては山梨=ワイン、その山梨は私が住む西東京のちょと先なのだから、心強い。
一見、醤油業を営んでいるかのような趣きの会社です。
株式会社ダイアモンド酒造
シャンテY・AますかっとベリーA Plus ¥2,000
誰にも勧められなかったが、勝手に決めてきた1本。ホンジョーより主張もなく控え目にも関わらず、なんだかクピクピ飲ませるこの味は何故だろう。とことで、当たり年?はいつだったかな。アンテナショップのソムリエ担当のお兄さんの大事な説明を忘れてしまった!
リニューアル中のようなので、ワインリストだけ。
蒼龍葡萄酒株式会社
山梨のベーリーA 2013 樽熟成 ¥1,728
樽熟成というほど主張もなく、クピクピいってしまう飲み加減です。そういう優等生ではなく、主張が欲しいかも。来月にはベーリーAの新酒が入荷されるとか。同じワイナリーから「あじろん初しぼり」というアジロン葡萄(初めて知った品種)を勧められましたが、いかんせん甘い!だけど、山梨県ぶどう100%だし、何種類か飲んでみようか検討中。秋のみの限定生産らしいし…。
ちょと個性的で面白そうなワイナリーだけど、価格帯が低めのラインナップかも。
株式会社井筒ワイン
NAC マスカット・ベリーA 2013 ¥1,407
滑り込みで手に入れた2013年ものの長野産マスカット・ベリーAですが、値段の割に高めワインを 思わせる味がする…。山梨産の方が香りがよかったけれど、味はこちらの方がしっかりしているかも。
しかもNagano Appellation Controlなど書かれている辺りが、もはやフランスやイタリア風。さすがに、玉せんせい(玉村豊男氏)やしんや先生(田崎真也氏)を抱えて取り組んでいるところが、山梨に差をつけているのかもしれません。ワインも雰囲気に飲み込まれることもあるから、高級感な雰囲気も重要です。
しかし、値段だけで言えば山梨産より安く、割安感があります。
NAC(Nagano Appellation Control)って何さ?と思いますが、長野県原産地呼称管理制度のことで、認定商品にはこれが付いているようで、長野県を挙げてブランド化してますね。赤いマークに注目。
株式会社アルプス
そろそろマスカットベイリーAも飽きてきたので、最後に違うものを1本。
MdV(Musee du Vin)松本平ブラッククイーン2012 ¥1,499
長野県産ぶどう100%使用、その名もブラッククイーンです。なかなか過激な響きの名を持つ品種ですが、味はマスカットベイリーAに比べると、どっちり辛口重めです。嫌いでないです。
ちょと¥5,000くらいの赤飲んで、基準を確認したくなってます。マスカットベリーAでそのクラスはなさそうなので、やっぱりイタリアのバローロでも飲んでみようか…。否、やはり山梨ヌーヴォーも解禁されたので、高級な日本ワインで頑張ってから、どこかでグラスのバローロを飲んでみようか。
とにかく、次は長野県産ワインを攻めてみよう。