素敵な山があるよ、山梨滝子山
秀麗富嶽十二景とは?
「東京都から身近で、岩登りがあって、がっつり登れる素敵な山があるよ!」と紹介され、山梨県の滝子山に連れていってもらいました。ちょと調べてみると富士の眺めが日本一美しい街 大月市「秀麗富嶽十二景」の1つでした。
まあ、方角的に富士山がきれいに見える土地なのでしょう。
8時間コース29,739歩17.84Km
中央線の終点高尾山からさらに電車で下ること1時間ほど、笹子駅からスタートです。
9:15 無人の笹子駅からスタート
ということで、トイレを済ませ歩き始めました。
途中神社で寄り道しつつ、歩き始めて30分「あれが、目指す滝子山だよ!」と。微妙な凸凹で一番高いところが山頂(かと)。
10:07 食欲そそられないキノコたち
民家を抜け、一般道を上がり、こそっと山に入って登り始めます。ところごころ、キノコあり。真ん中は実ではなく、袋状のものが被さっているだけ。
死に体のブナの木の割れ目にも、頼り気ないキノコが。
12:24 富士山登場!
懸命に登っていると、後方が開けてきたので振り返ると…
「あっ!富士山が… 近(ちか)ッ」
あまりの近さに、「何黙って後ろにいるんだYO」という感じでした。同時に、この姿を観ただけで、今日の山登りは終了にしてもよい気分になりました。
正面を観れば、目指す滝子山山頂はまだ遥か遠いです。
12:49 山頂到着前にお昼食べる
ということで、山頂はまだ先、とりあえずは富士山観ながらお昼を食べてしまいます。遮るものもなく、ここでこの景色なら、山頂の富士はどうなる?と思いつつ…
13:40 山頂からの富士山
あまりの晴天で、かなり眩しく富士山薄くなってます!だけど、街並みも含め日本の山々の先には先日冠雪まとった姿が裾広がりに見えます。
拡大!
もう少し視点を左にずらすと、檜洞丸などの丹沢エリアが見えます。良いね、日本の山、関東の山、手軽に登れそうで好きです。
さて、下ります。
1/2万5000分の地図とコンパスを利用して登りました。ろくにまだ地図も読めない私ですが、今回身を以て学習した重要な手がかりは
- 送電線の位置
- 痩せ尾根の見つけ方
- 腕時計の高度計と高度の比較
で、これらも利用することで、自分の位置の推測が可能でしたが、もちろんこれだけではダメです。他、今回は新道と思われる道を通ったのですが、立て看板の他、木々に結びつけられたピンクのリボンも目印です。
こうして、少しづつ山歩きの勘所も身につけたい感じでした。
16:36 無事に下山
膝かっくんと紙一重の状態で、どうにか1回転んで無事に下山。中央高速のおまたの間から、滝子山山頂近辺が見えます。
国道20号に出て、帰りは1つ手前の初狩駅に向います。滝子山は夕日を浴びて。
17:15 こちらも無人の初狩駅でゴール
乗客はゴルフ帰りのおじさま達もおりました。
どうも、お疲れさまでした(ありがとうございます)。