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「まだ東京で消耗しているの?」とハヤト氏は呼ぶけれど

「地方に移住したい都市の若者よ」とハヤト氏は言う

ブロガーのイケダハヤトさん、名前は存じていたが、追いかけるようになったのは、つい最近で彼が高知に移住した後です。

まだ東京で消耗してるの?
今ごろイケダハヤト氏について

ときどき紹介される、高知の野菜記事を見るたびに羨ましくて仕方ありません。

賛否両論あると思いますが、基本的に私は彼の考えに賛成してます。とくに若者に呼びかけた?この記事、わかりやすい。

地方に移住したい都市の若者よ、自力で「毎月12万円」稼げるようになりなさい : まだ東京で消耗してるの?

しかし、本当に移住した方がよいのは、“おっさん“や“おばはん“ではないのかなと。

年齢を重ねると消費しない方が身体は楽

リストラ後、収入は下がる方へ激変しつつも、同時に消費も減らしているので、生活レベルは落とすことなく結構楽しく暮らしています。だけど、もうバリバリ働くことから身を引いた今、私は立地条件のよい(費用がかさむ)場所に住む必要もないよね?と自問してます。

をれに、私は地獄の通勤ラッシュに巻き込まれることないですが、大手町辺りで「人、人、人、人、人」を見ると、どうしてこうも人々は「東京、東京」と寄ってくるのだろう?とか思います。かつて少しは憧れた丸の内などで働く優越感(?)のようなモノ、もはや私には全く響きません。

私も地方に帰りたい!のに、帰る地方がありません。田舎者の両親は、(田舎者だからこそ)東京に終の住処を構えてしまっているし、地方に住む名目がないのです。そう、私の目下の目標は「地方に住む名目」と「どこの地方に住むか」を決めること。それもないのに「地方に住む」とか言い出せば、両親&弟に

「いつまでフラフラ好き勝手なことを(怒)」
「ママがあなたの年齢のときには… (怒)」
「糸が切れた凧(怒)」「首輪の取れた犬(怒)」

といつものごとく罵倒されます。

職場にいる地方出身のアラフォー負け犬事務派遣女子は言います。

「地方にいても、仕事ないから」

だけど、申し訳ないけど… 

「(この先)東京にいても、仕事ないよ」

と思います。事務派遣でなくても、境遇は似たりよったりでしょう。

若者のためにポジション空けようよ

命削って頑張っている管理職もいるかと思いますが、多くの40代50代社員は、会社にとってプラスの存在にはなりにくいのでは?とか感じるときがあります。理想は、上の社員が下の社員に知識やノウハウを伝授してゆくことでしょうが、上は自分のポジションを死守するためにも、肝心なことは教えないだろうし、下は下で妙に冷めて横柄だったり。

年齢が上になるにつれポジション減っていくのに、(自分も含め)余剰社員が多過ぎる。私なんぞ第2次ベビーブームの頂点なのだから、同世代も多い。これでは先詰まりになって、若者が育たない!(=将来年金納めてもらえない)

それでも、(先日の記事ではないですが)暇地獄と戦って年収600万になるのであれば、慣れぬ土地で苦労するより、600万円を選ぶ人の方が多いんだろうな、と少し悲しくなります。偉そうにこう言っている私ですら、地方へ行く名目を見つけられず、東京でウダウダとクダを巻いているのだから。

一方、田舎と比較して都会の良さは、情報量が多いとか選択肢が多いとか、人脈形成やノウハウの蓄積など修行するためには、やっぱり都会にいる方がよいと思います。ハヤト氏すらそうであるように、身につけるモノを身につけて地方へ移住するなら意味があり、それがなければハヤト氏が言うように、まずは「自力で毎月12万円」でしょうか。若者も、頼りにならない邪魔な「おっさん&おばはん」を当てにはせず、邪魔を除けながら地方移住のために都会で成長して欲しいです。

都会にいても仕方ない… かな?

地方出身のアラフォーやアラフィフにしてみれば、親の介護や自分の老後など、地方移住はそれなりの意味を含んでくると思います。収入がなくなってから土地単価が高いところに住んで生活切り詰めても意味ないし、そうならないように、仕事もないのに若者の道を塞いで暇地獄の会社にいるのも、ちょと寂しい気もして。

やっぱり、消去法で東京にいても仕方ないかな? 自分よ。

遠からず、私もイケダハヤト氏みたいに「移住日記」をつけたいです。地方に住む名目が決まれば、絶対その方が経済的にも精神的にも救われます。東京オリンピック前には脱出したいです。

なお、ハヤト氏の「まだ東京で消耗してるの?」に賛成はしつつも、その意義を自分の言葉で述べられずにいましたが、本日ひょんなきっかけで、それがクリア(明らか)になったので、次回はそれについて少し書いてみたいと予定してます。

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