山形蔵王を他にも楽しむために
深山荘高見屋に泊まる
私にとって宿泊を伴うスキー旅行は年1回?の冬バカン、日本のウィンター・リゾートを味わうのが目的なので、今回も蔵王温泉で幅を利かせて… ではなく歴史がある旅館に宿泊してみました。
曇っているのは雪ではなく、手前にある源泉からの煙? 水蒸気?です。私のカメラの腕では説得力ありませんが、夜に下から見上げる外観は幻想的なものありました。多くの方が足を止めてはカメラを構えてました。
亨保元年創業とのことですが、亨保元年とは1716年です。頭ではわかっても、感覚的にはよくわかりませんが時代は将軍徳川吉宗のころとのこと。ちょうど300年前ですか。
建物はさずがに300年とはいわないまでも、木造建築で天井も日本人サイズに低かったです。あいにく、室内画像を撮る気力はなく紹介にも説得力が欠けますが、歴史を感じさせてくれる居心地よい空間でした。むろん、歴史がある建物だけに最新のコンクリート建築みたいな訳にはいきませんが、可能な限り努力している感じもあり、足腰の動きに問題がなければ不自由は感じられませんでした。
エレベータとかはないので、車椅子とかとなると厳しいかもです。宿自体も急な階段登った先にありますし。荷物とうとうは宿の方が運んでくれます。
温泉については、蔵王温泉と言われるほどなので、内湯も外湯も楽しめます。
なぜ稲花餅やジンギスカンが有名なの?
いがもちと呼ぶそうです。
¥648
新鮮さが売りのようなので、欲しければ予め予約する必要があるらしいですが、駅の土産店では「解凍後は数日でお食べください」という条件付で販売してました。ちょとビニールとかついていて風情が悪いですが、一応お約束の笹の葉にのってます。
なぜ蔵王温泉で売りなのだろう?とwikipediaで調べてみると、蔵王温泉以外でも食べられている感じです。
こちらは「凍み餅(しみもち)」です。
¥565
- 一晩凍らせたら寒く風通しの良い所に下げ自然に乾かす。
※寒中に作り、良く凍らせる。- 中温の油で凍み餅を揚げる。鍋に黒砂糖(あるいはざらめ)をとかし、揚げた餅をくぐらせて食べるとそりそりしておいしい。
こちらは東京銀座にある山形アンテナショップでもお取り扱いありました。口に合ったので、機会があれば買いに行きたいです。
もう一つ意外だったのは、ジンギスカンも有名だということ。
当初は「仙台の牛タンに対抗しているのでは?」と下衆の勘繰りに近い思いもあったのですが、wikipediaで調べてみると
一般的には北海道を代表する郷土料理とされる
とは言っているものの、
最初のジンギスカン専門店は、1936年(昭和11年)に東京都杉並区に開かれた「成吉思(じんぎす)荘」とされる。他にも、山形県蔵王温泉や岩手県遠野市等がそれぞれ、上記の東京や北海道のものとは発祥を異にする、独自のものとしてのジンギスカン鍋の起源を主張している。
とのこと。
北海道のジンギスカンと異なるのは、もやしがないことで、他の違いはわかりませんでした。ジンギスカンに詳しくないですが、違いを意識することなく普通に美味しかったです。子羊ちゃん、ありがという。
山形ワインもしっかり購入
温泉街にある山形の地酒 伊東与三郎商店で購入しました。期待以上に素敵なラインナップで、予め下調べしてきた銀座の山形アンテナショップに取り扱いがない銘柄もありました。
左から順に
- 酒井ワイナリー ¥1,728
- 酒井ワイナリー ¥3,394
- 酒井ワイナリー ¥2,488
- 武田ワイナリー ¥3,780
- 武田ワイナリー ¥3,780
- 蔵王ウッディファーム ¥2,376
まだ飲んでいないので、詳細については追々飲んでからご紹介させてください。
ということで、可能な限りいろいろ満喫できた山形蔵王温泉スキー旅行でした。来年はどこに行きましょうか。