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富士山登山デビュー2(少しだけ山小屋大陽館紹介)

ご来光に間に合いました!

前日19時には寝ているので、早朝5時起きも苦になりません。それでも私は起きる気力はあっても、朝は身体がついてこないので毎度起床後の身支度にモタつき、今回もご来光を逃したか!とせっかちに外に出たところ、ありがたく拝むことが叶いました。

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太陽が上がってきます。

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上がりました!

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朝焼けに遠くの山が黒く映えます。この美しさ、私のカメラの腕では表現できません。

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山での光はとても綺麗で澄んでいる。

朝食すら美しく…

こうしてみると今一つですが、その場で画像を写したときは、光のコントラストがもっと映えていた気が…

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室内には、山小屋ぴったりの電球ランプがほんのり点いていたのですが、それ以上に窓から差し込まれる光がきれいで、朝食すら神々しい感じだったのに。東京のパソコンで眺めると、現実を見ている気分で、否これが事実なのかと。

海で拾った貝殻はキラキラしているのに、東京に帰って乾いてくると魅力を失ってしまうのと似ている。

昨日とは打って変っての日差しで、山頂が期待できます。天気は晴れてますが、風は冷たいので、登山にはちょうどよい気候でした。

山小屋大陽館について少しだけ

大陽館の冊子です。

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宿泊客がいなかったせいか、オーナーからいろいろお話を伺うことできました。事前に聞いていたように、商売気より自分の信念に基づいて山小屋を運営しているのがわかります。

ちなみに、目次は次の感じ。

  • 海の上から、山の上へ。山小屋に関わるきっかけ
  • 山に暮らして思ったこと
    1. 山の状況
    2. 山(自然)との関わり=発想の転換
    3. 山小屋としての役割
    4. エネルギー問題
  • 大切に丁寧な登山
  • しかしながら……、(トイレ問題など)
  • 「最後に」

そもそも山小屋は宿泊施設という意義ばかりではなく、万が一の避難先であることも重要な意義なんだなと改めて思いました。

ちなみにこちらの冊子、裏にはなんと写真がありました。素晴らしい。

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写真家山内悠さんの作品です。少しネットで調べてみると、こちらの大陽館と思われるお話がありました。

www.1101.com

ちなみに書籍も。

夜明け(新装版)

夜明け(新装版)

雲の上に住む人 富士山須走口七合目の山小屋から

雲の上に住む人 富士山須走口七合目の山小屋から

関次廣さんはオーナーですね)

これまで富士山登山への興味は薄かったのですが、今回の登山で開眼している自分を自覚してます。大陽館のような山小屋は末長く営業を続けて欲しいところですが、お話を伺えば伺うほど障害も多いのが残念です。たかが富士山、されど富士山で、金が成る世界遺産なのでしょうか。

さて、前置きが長くなりましたが、次回はいよいよ山頂にて!です。出発。

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(最終回へ続く)

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