雨の日に築地市場&場外デビュー
東京に住んでいても行ったことがない
今さらですが、行ってみました。長らく東京に住んでいるのに、都議会で議論に上がっていたのに他人事でした。すみません。
築地市場が豊洲市場になる前に、是非とも昭和の残り香を感じたく、よりによって予定が空いた雨の日に行ってみました。何だか、築地は天気が良い日より、風の吹かない雨模様の方が似合います。
もんぜき通りです。
ここを超えると、いよいよ築地場内へ。
カラフルな雨よけの下は、こんな感じ。観光客多めですが、人出ております。
ひと仕事終えた築地場内から
右側に見える、団地群みたいなところが、場内の飲食店街になっています。
特定の店に、外国人の大行列ができているので、きっとガイドブックか旅行代理店か斡旋しているのでしょうか。そんななかでも、気になったのが珈琲店2店。店名と良い、外観といい、昭和ですね。
私が語るまでもなく、場内は鮨店より、むしろ場内の関係者が寄るだろう普通の定食屋、洋食店、中華、カレー屋の方が空いていて魅力的に感じました。それと、鰻屋さん。うなぎ好きの私は「うなぎか!」っと。
築地場外市場へ戻って腹ごしらえ
どうしても築地=鮨のような先入観が抜けず、ましては初回なので、やっぱり少し踏ん張ってもお鮨かな?とか太っ腹でいました。
にもかかわらず、何の予習もしていなかったので、人の流れに流され、こちらどんぶり横丁みたいな裏路地に入って、結局は勤務地のランチでも食べれそうな「ウニ&いくら丼+味噌汁」¥1,000を食べてしまいました。
「えっ!築地でこれ?」と思われるのも恥ずかしく、写真は掲載しませんが「一度は観光客向きの丼を食べておくのも悪くない、これも経験のうち」と総括しておきます。
次回を乞う、ご期待。
ここではコーヒー¥350だけをいただきました。
店に不釣り合いなようで、それでいて長年そこに設置されているせいか、妙にしっくりはまっているコーヒータンク?からコーヒがカップに注がれると、一瞬辺りはコーヒの香りに包まれました。
お店はこのように、通りに面しているカウンター席なので、通行客からは「良い香り」と言われるし、同じカウンター席にいた馴染み客ぽいおじちゃんは「俺も一杯もらおうかな」と言うし、私の注文に悪い気がしなかった店主のおじちゃんは、「どうだった?築地は?」と話しかけてくれ、少しばかり築地話を楽しむことができました。
後ろはこれほど人通り多いのに、割と静かに話しができる落ち着く空間でした。
焼肉カレーかまぐろ丼かしらす丼の三択しかないメニューですが、遠からずカレー・マグロ丼さかえやを挑戦してみたいと思います。今回の観光客向け丼よりは、築地の味に違いない。
ということで、移設まではもう少し時間はあるので、ちょくちょく足を運んでみようかと思ってます。