いちじく丸ごとロールケーキの次は和菓子
湖国近江の和菓子「団喜」
東京の営団地下鉄Metro’s Sweet Spotは日本各地のスィーツを月替わりで販売しているようです。先月の石川県金沢からやってきたいちじく丸ごとロールケーキは、味わいは平凡(失礼!)でも人々の興味は高いようでした。
連続でヒットが出るのは厳しいとわかっていても、月が変わって今月は何かな?と楽しみにしているので、確認に行ってきました。今月は、滋賀県からいらっしゃった和菓子です。
みたらし団子逆転の発想
パッと見たとき「みたらし団子って、こういうもの?だったかしら」と疑問に感じたものの、この団子逆転の発想に気がついたときには、軽く興奮してしまいました。そこで、「みたらし団子とは何ぞや?」とWikipediaを調べてみると、串刺されていないみたらし団子は変わり種として紹介されていました。
私が知っているみたらし団子は、串に団子が刺さってほんのり焼き目がついて、甘い醤油ダレがかかっているイメージだったのですが、こちらは、団子の中に本来であればかかっているだろう醤油ダレがインされているのです。
ホワイトが白玉×甘ダレ醤油
グレーがゴマ×ゴマあん
グリーンがヨモギ×粒あん
こんがり焼き目の代わりに焼き印のようなものが刻印されてます。
ホワイト4個、グレー3個、グリーン3個の計10個で¥650でした。
残念ながらいちじく丸ごとほどのインパクトはないものの、これはこれで地味に共感できます。それをおいても、やっぱり和菓子は日本人の体質に合うかと。
他、わらび餅も購入しましたが、こちらは撮影意欲がわかないまま、食欲に負け、あっさり食してしまいました。
結局のところ日本人は豆大福が好き
左から順に、
- 大福餅(ごま)
- 塩大福餅よもぎ
- 黒まめ塩大福餅
3個で¥600だったので、滋賀県からいらしていただいているにも関わらず、割安です。
他に大福餅(ずんだ)もあったのですが、これは仙台がオリジナルでしょうということで、和菓子に対して保守派な姿勢の私は購入を見送りました。他にも、カフェフォレ?風とかパイ福餅とかチャレンジングな商品もあったのですが、やはり同じ理由によりスタンダードを選びました。
餡は、こし餡よりつぶ餡(が好き)です。
やっぱり、よもぎが好きです。
そして、大福を食べるとつくづく思うのですが、豆の存在が意外なアクセントになっていて食べていて楽しいです。せっかくなら、もうちょと豆に凝れば、保守的な大福に意外性や現代性が導入できるのでは?と閃いたのですが、どなたが挑戦してくれないでしょうか。