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女サラリーマン、旅にお酒ときどきお金

散歩しながら古本屋を流してみる

東京JR中央線は古本屋があるある

しばしば雑誌で古本屋の特集があると、神保町に次いで登場するのが東京JR中央線沿線です。私は新宿→中野と下った杉並の中心?荻窪駅界隈に長らく住んでいます。

荻窪駅周辺に関わらず、中央線沿線の古本屋はレベルが高い。駅北口にある(現在形)野村證券のライバルであった(過去形)山一証券のビルにはBookOffがいつから陣取り、未だにすくすく成長を続けております。私は売りも買いもお世話になっています。

ということで、週末の多くは散歩(というより食料買い出し)のついでに、古本屋をのぞいて散財繰り返してます。狙っているのは100円文庫本です。

思うことあって、今回はやや真面目に購入してきたので、ご紹介まで。

ささま書店

こちらは全国区で有名な古本屋さん。

今回買いに至った面々はこちら。

100円文庫本

先の2冊は、映画化される作品も多い旬の秋刀魚のごとく脂乗った作家さんなので、潜ませておけば、早々に誰かが釣ってゆくのでしょう。今回は私が釣りました!

3冊目のアーウィン・ショーは一昔前のアメリカの作家で、ウディ・アレンと同じく本来であればパリよりニューヨークが似合う方ですが、そういう作家のパリものを読んでみたいと購入。10年くらい前に読んでいるはずなのですが… 復習です。この方の作品も外れがなく、舞台は当然外国で、登場人物も外人ですが、人間関係がとても繊細に描いてます。

最後は歌舞伎のお勉強のため。NHKで歌舞伎をやっていると録画して見ますが、やっぱり予備知識がないと肝心な場面を見落とすし、逆に予備知識があると見ていても楽しい。舞台ものは歌舞伎でもオペラでも宝塚(観たことないですが)でもバレエでも、見せ場があって観客(私)はその見せ場を楽しみに待っています。

入口にある100円棚には、背取り?と呼ばれるプロの方々もいるらしい。素人の私が覗いても、必ず自分の興味にヒットするものが2〜3冊は潜んでいるからスゴいのです。

お支払は420円だったので、消費税は未だ5%ということでしょうか。

大規模店 荻窪駅Bookoff

夜遅くまで営業しているので、残業仕事帰りで遅くなったときのストレス発散で寄ること多いです。今回がそれに該当したかしないかは別として…

100円文庫本

先の2冊は先述の理由によりで、作者の傾向を知りたいな…という思いにより。3冊目の劒岳は新本でも買いたいくらいだったので、100円棚で見つけたときは「当たり」が出たか!という気分です。最後は惰性と中国の食べ物系を読みたいなと思って。

本当は小説よりエッセイ(食べ物系か建築家筆)を買いたいのですが、100円棚なので都合良くはゆきません。ささま書店の棚は当たりが多いものの、Bookoffは雑魚が多いので期待していなかったのに、最後の棚で(私にとっての)当たりが出たので素直に嬉しかったです。

「劒岳」も当たりですが、一番の大当たりは万城目学氏のエッセイ「ザ・万歩計」でした。お支払は432円だったので、消費税は8%ですね。

古本屋の100円棚は楽しいですが、これも荻窪ならでは!という環境に感謝してます。

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