中央線沿いで暮らす。

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ハヤト氏の移住はヒップでしょうか?

ハヤト氏「ローカルコンテンツ配信」と言っている

ページビュー爆増!「都市ターゲットのローカルコンテンツ配信」という伸びしろに注目せよ : まだ東京で消耗してるの?

ハヤト氏の記事の中では、彼が移住を選んだが故の成果として大変面白く読みました。

いちいち彼の移住を理由づける必要は全くないのですが、私個人がその行動に共感できるので、自分が納得するために理由づけをしたくていました。しかし、社会学者でもない私は、どう理由づけてよいのか、わからずにおりました。

そんな折、答えは意外なところから、ひょっこり現れたのです。都内の営団地下鉄をご利用していれば、ご覧になった方もいると思いますが…

今月のメトロミニッツ読みました?

メトロミニッツとは、毎月20日、都内営団地下鉄で配布しているフリーペーパーです。配布を始めて10年以上経ちますが、創刊以来毎月楽しみにしています。面白いだけでなく、結構勉強にもなります。

大学時代を都内で過ごし、卒業後しばらくして生まれ故郷の長野に戻った後輩は、私が何かの機会でこのフリーペーパーを見せたとき、ボソッとつぶやきました。

「やっぱり東京って、いいなぁ」

確かに、都会にはそういう魅力もあります。

さて、本題に戻りまして、そんな今月の特集は東京ヒップな生活革命です。副題は「"豊かさ"の価値観がシフトした!?」。特集を語るに当たって、次のように書いてます。

そんな「豊かな暮らしとは?」に正しい答えはないのかもしれませんが、最近、ヒントをくれた1冊の本がありました。それが『ヒップな生活革命』。

ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)

ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)

この本は、アメリカ在住の著者が、近年のアメリカに起きているヒップと呼ばれる新しいムーブメントについて書いてます。

これだけでは、ハヤト氏移住の理由づけには至りませんが、特集本文でヒップのキーワードを挙げて説明してくれてます。

ここでのキーワードは、 “インディペンデント系"です。つまり、大手チェーン系などではなく、個人活動によって始まった営みのこと。例えば解雇されたりなど、ある日突然、自分とは全く関係のない事情で生活が一変させられた人たちが増え、その中から「こんな風に大企業に振り回されるのはもう嫌だ、ある程度、自分自身でコントロールできる生き方をしたい」と考えた人が、小さいながらも自らの信念が息づいた商いを始めるようになったのです。

これを読み、私はようやくハヤト氏の移住を思い出しました。

彼は別に解雇された訳ではないでしょうが、自らの信念に則って行動したという意味では同じかなと。一方、それなりの補償?と引き換えとは言え、生まれて初めて解雇された私は、いつまでも変わらず自分の都合と会社の都合をオーバーラップさせて生きていることに、正直(少し)疲れています。

ブロガーの真骨頂は?

今回は「ハヤト氏移住の(私自身への)理由づけ」なのか、「メトロミニッツ今月号特集の紹介」なのか、あやふやになってきました。それでも、「ヒップ」という言葉が持つ意味を考える、良いきっかけになりました。

引き続き特集では、改めてヒップを説明してくれてます。

黒人が白人の価値観に合わせることなく、プライドを持って、猫のように待ちを歩く、というのがヒップの原イメージなんですね、(以下略)

時代に対してこう、また時代が変わればこう、というように、"常に〜ではない"ことが核になる。 だから、いつも流動的で、時代によって意味が変わり、実体がない。

として、捉えどころがないのがヒップと言い切ります。そして他方では、日本におけるヒップとして

アメリカと違って親の権威や、地域コミュニティの存在、はたまた、会社の存在など、個人主義が発達していない背景があり、60〜70年代にヒッピーが現れたり、学生運動が盛んになったものの、結局反社会的なムーヴメントには至りませんでした

と結論づけてます。

確かにハヤト氏の行動は、誰もが頭で理解や共感しても、(自分も含め)なかなか追従できるものでもありません。個人主義の未発達だけで片付けられない理由も、多々あります。そして、特集の説明の最後に書いてます。

(略)なるほど、語源までさかのぼって考えてみれば、2014年のヒップスターは、もしかしたら"目利き"と言い替えてもいいのかもしれません。

“目利き"とは、ブロガーにとっては真骨頂でないでしょうか? はやりハヤト氏はヒップスターになる可能性、多いにあるのかもしれませんね。じつは「ローカルコンテンツ配信という伸びしろ」の考え方気に入りましたので、私も少し取組んでみたいなーとか考えてます。

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