セブンとクロネコは親密なのでしょうか?
ネーミングとかロゴが巧いです
今では変わった名を持つ子供は珍しくないですが、私の同世代はまだまだ女の子は「○○子」が主流で、少々風変わりな名前を持つ私は、子供ながらに人でもモノでも名前とそれが持つ意味には敏感でした。なので、生まれて初めてセブンイレブンという名を耳にしたとき、小学生だった私は「朝7時に開店して夜11時に閉店するから」という、わかり易い由来を素直に感激しました。今となっては「7時開店では遅いよ」という感じですが。
他方、クロネコの宅急便は、子供ながらに黒猫のイメージが少し曰くありげに思いつつも、親猫が子猫を加えて運ぶ姿は、ペリカン便のペリカンよりも説得性があるように見受けられたものです。
消費者として、両社ともそれぞれの業界では一番のお気に入りです。スキー宅急便やメール便を愛用しているし、例の100円コーヒーも毎日飲んでいるし、セブンと天乃屋共同と思われる100円+ の歌舞伎揚げはお得&手頃なので、つい行動範囲内のセブンイレブン所在地はチェックしてしまいます。
少し気になるTwitterに遭遇
セブン以外のコンビニからインターネットファクス(050)番号にFAXできない件で、ファミマとローソンとヤマトシステム開発にクレーム。セブンが5年以上前から普通にできてるのに、2位3位が怠慢で全くコンビニエントな方向に進歩しない。http://t.co/ZzCmUfe9S5
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) 2014年7月22日
長年システム開発の仕事をしている立場から、好き勝手な直感を述べてしまえば、セブンでできるなら他のコンビニでも技術的には可能と思うので、コンビニエントな方向に進歩しない怠慢は、きっとポリポリな理由(ポリティカル、政治的な理由)に依る気がします。それはきっと、現場に近い社員の努力ではどうにもならず、役員レベルの努力を要するのでしょうが、彼らはそういう消費者の気持ちよりも、自分の地位を温存することの方が重要だろうから、この方の提案は今ではすっかり蒸発しているでしょう。
「私の履歴書」で読んだ両経営者
ネット展開を始めた後の日経新聞はすっかり面白くなくなったので、リストラをきっかけに購読を止めてしまいましたが、ご両人の「私の履歴書」(日経新聞朝刊に1ヶ月単位で掲載される自伝)をわりと楽しく読んだ記憶が残ってます。この業界(コンビニと宅配便)で、ご両人以外の方はまだ登場していない気もするのですが…。
新聞はつまらないけど、この連載は好きだった(当り外れアリ)ので、今後は書籍になったら適宜読んでみようと思っています。ちなみに、ご両人の連載とも書籍になっています。
経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 小倉昌男
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/01/07
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- 作者: 鈴木敏文
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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タイトル被っているのも、何か訳でもあるのでしょうか?